刀の用語とは

刀を知っている方は多いですが、その中身を詳しく知っている方は少ないです。では、どのような構成になっているのでしょうか。
刀は、まず、持ち手の部分を柄、といいますが、柄に納められる金属の部分を、茎、と言います。それから、茎と刃の境目を刃区、茎と刃の反対側の棟の境目を棟区と言います。刀の先端部分は、鋒と言います。
鋒の部分において、鋒と刀身とのちょうど境を横手と言い、また、鋒に現れた特有の刃文を帽子と言います。小鎬は、鋒の鎬のことです。
刀身にも、それぞれ名前がついており、平地は、刃から鎬の間の範囲を言い、鎬地は、棟から鎬の間の範囲を言います。刃縁は、刃と平地の間の、ちょうど境界線を言います。刃文はもちろん、刃に生まれた特有の模様のことを言います。刃先は、もちろん、刃の先のことを言います。
これら以外にもたくさんの用語があります。詳しく知り、刀をより楽しみましょう。

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