日本刀と「義元左文字」

「義元左文字」・・・「永禄三年五月十九日義元討補刻彼所持刀 織田尾張守信長」と銘の切られた太刀がある。

 鎌倉時代末期から南北朝時代に、筑前国{福島県ほ北西部)で活躍した刀工・左文字の作である。「義元左文字」と呼ばれ、三好宗三(政長)から武田信虎(信玄の父)そして今川義元へと渡った。永禄三年(1560)桶狭間の戦いで、信長は義元の首級を挙げた。その時にこの太刀を手に入れ「義元佐文字」に冒頭の銘をきらせ、いつも身につけていたという。

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